石を活かした和庭のリフォーム川崎市麻生区　Ｍ様のお庭　no.7714

施工前

ご相談の経緯

M様のお庭は、造園業を営んでいたお父様が造作されたもので、景石や庭木が豊富に配された、緑あふれる和風のお庭でした。お手入れも本格的にご自身でなさっていたそうです。M様の代になり、改めてお庭のことを考えた結果、今までのお庭の面影を残しながらも、M様の生活スタイルに合った場所にしたいと思い立たれ、リフォームをご依頼頂きました。

設計のポイント

• 明るく広々とした芝生のお庭へ
• 庭石を活かして
• 重厚な門まわり
• 生垣をフェンスに

明るく広々とした芝生のお庭へ

整地後の様子

工事中の様子

お庭を広々と明るい場所にリニューアルするために、石組を一度全て解体し、起伏のあったお庭を平らに整えました。庭木も大部分を思い切って撤去しました。

くつろげる場所として、タイルテラスとテラス屋根を設けました。雨が降っても活用できるスペースです。ご家族でバーベキューをするなど、楽しんでくださっているそうです。

広々と見通しが良くなったお庭は、2匹のワンちゃんたちが毎日お散歩する場所にもなりました。芝生の上を歩いて、お庭をトコトコ散策しています。

景石を活かして　～自然の気配を感じるお庭～

景石は、改めて選別し組みなおしました。芝生やフェンス、コンクリート壁といったシンプルモダンな素材の中で、石の表情が引き立ち、荒々しい自然の気配を感じさせてくれます。

植栽エリアには、お客様とご相談し、既存樹の中からモミジやゴヨウマツ、サクラなどを移植して残しました。季節の彩りを感じられるように、グランドカバーにはシバザクラを配しました。

春にはシバザクラが満開に

シバザクラが満開となった春の風景です。さらに株が充実して、花壇一面を彩ってくれるでしょう。

玄関からのアプローチにも、解体した石から選別し、飛び石を配しました。入口では野趣あふれる表情の石が、玄関に着くころには整型された穏やかな表情のものに変化。石のひとつひとつが面白く、長いアプローチを楽しませてくれます。

重厚な門まわり

施工前

生垣をフェンスに

施工前

敷地を囲んでいた生垣や樹木は、お手入れのご負担を軽減するために、樹脂製のウッドフェンスに変更しました。ダークブラウンの落ち着いた色調が、丁寧に残した和風門にも自然に調和しています。

プランナーより

お庭全体をお任せいただきました。新たなお庭で新しい時間が流れていること、プランナーとしてもうれしい限りです。芝生などの植栽も綺麗に管理して下さってお庭全体が生き生きと輝いていました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

関連リンク

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