お気に入りのバラや草花を活かしてお庭をリフォーム。
ローズガーデンづくりのお手伝い東京都町田市 S様のお庭 no.8476
ご相談の経緯
普段からガーデニングを楽しんでいらっしゃったS様ご夫婦。「バラをたくさん集めて植えていたが、お庭を全体的に見直して、手入れもしやすくしたい。」「ブルーベリーや1年草、多年草など、庭いじりを楽しめる庭にしたい」とのご要望を頂きました。
そこで、できるだけ土面を広く残し、ガーデニングを存分に楽しんで頂けるプランをご提案させて頂きました。また、この機会にお庭全体の土の改良も行うことになりました。
デザインのポイント
- 園路とステップを配して、お手入れがしやすいお庭に
- 将来を考えて、長く楽しめるローズガーデンに
- ガーデニングの合間に、ベンチでひと休み
- 既存の植物を移植
- オーニング
園路とステップを配して、お手入れがしやすいお庭に
ピンコロの園路とステップは、バラの成長後のサイズに合わせて設計しました。
将来を考えて、長く楽しめるローズガーデンに
お話をお伺いすると、将来的にも長くご自身でお世話をし続けられるようなお庭を思い描いていらっしゃいました。例えばアーチにバラを誘引すると、お手入れの際には脚立にのぼる必要があります。お年を召してからの足元のご安全を考えると、アーチよりも手の届くオベリスクのほうが安心感があるとのこと。そういったご心配をひとつひとつお伺いしながら設計をさせて頂きました。
ガーデニングの合間に、ベンチでひと休み
お庭の作業の合間にちょっと腰かけて休憩ができる場所にして頂けるように、ベンチをご提案させて頂きました。ピンコロのテラスとあわせて、お庭のワンポイントになっています。
ベンチの後ろはブルーベリーの花壇を設けました。両サイドに配置したオベリスクは、収穫前には鳥害対策のネットをかけることができます。
オーニング
テラスには開閉可能な日よけを設置。お部屋への日差しを遮ったり、鉢植えしているバラの保護の役割を担います。既存のタイルテラスに柱を立てた独立タイプのオーニングです。お庭がより快適な場所になりました。
5月のお庭
施工から約3か月たち、バラが咲く季節にお庭を訪問させて頂きました。S様がひとつひとつ集めて植えていったペレニアル植物と、バラたちが、美しい色彩のハーモニーを作り出していました。
お庭をめぐる園路とステップに誘われて散策すると、様々なおお庭の表情に出会うことができます。
お隣様の窓から望むお庭の全景。ご近所の方も思わず足を止めて花々を楽しまれていました。
お客様より
ご主人様:すごく楽しませて頂いています。お願いして良かったです。オーニングもとても活躍しています。お庭の中でバラに向かない場所を教えてもらいまして、そこに植わっていたバラは鉢に上げたんですが、陽のあたる場所においたら、今年はたくさん花をつけたんですよ。
奥様:特に真ん中の園路が気に入っています。ピンコロ敷きで職人さんは大変だったと思いますけれど(笑) 下草類は、いろいろ植えて試していて、うまくいったものもあれば難しかったものもあり、環境にあう強いものが根付いていくのかなと思っています。いろいろ試して楽しんでいます。
まとめ
今回のリフォームで、一度まっさらになったお庭でしたが、ほんの3か月の間に素敵なガーデンに変貌していました。バラが咲き、その足元には可憐な草花たち、、眺めながら園路を巡り歩くのは楽しく、時間を忘れてしまうお庭です。このたびは、ご依頼を頂き誠にありがとうございました。これからも、お庭での時間を楽しんでいただけましたら幸いです。