タイルデッキ/タイルテラス
タイルデッキは、シンプルな見た目とスッキリきれいに保ちやすい平滑な仕上がりが特長です。ウッドデッキのように、室内と外をつなぐスペースとしてお使い頂けます。水洗いなどで清潔に保ちやすいので、ワンちゃん(愛犬)の遊び場としてもオススメです。色を組み合わせて、オリジナルの敷き方ができるのも大きな魅力です。
タイルデッキのメリット ~特長~
汚れがしみ込みにくい
掃除も簡単
ウッドデッキよりも優れている点
タイルデッキをウッドデッキと比較した場合、表面の素材の違いの他、床下の有無が大きな違いになります。 ウッドデッキは床下が空洞なので、風通しが良く軽やかな印象が魅力である反面、例えばバーベキューの 材料などが床板の隙間から床下に落ちてしまったりした場合や、床下に落ち葉が吹き込んだりした場合は、 お掃除がしにくいことは否めませんが、タイルデッキではそのような心配はありません。用途によって使い 分けることをご提案させていただいております。
タイルデッキのデメリット
~気を付けておきたいこと~
照り返しがまぶしく感じることも
排水への配慮
雨の日はすべらない?
タイルデッキ デザインのポイント
高さ
よくご依頼を頂くのが 「室内から出入りがしやすいように、タイルデッキの床面を窓の枠近くまで引き上げたい」 というご要望です。その際は、安全にお庭へ 昇り降りができるように、高さの解消に配慮してご提案させて頂いております。
タイルデッキの高さは、様々におつくりできるのですが、室内の床面とまったく同じ高さにすることは、あまり おすすめできません。その理由のひとつは、建物の通気を遮ってしまうためです。一般的に、窓枠の下には、 床下の通気をとるため「水切り」という部分があり、そこから通気を確保していますので、タイルテラスはそれより 低くしておくことがおすすめです。
もう一つの理由は、雨の流れ込みを防ぐためです。たとえば強い雨が降っても、雨の勢いでお部屋に水が 流れ込むことがあってはいけません。そのため、タイルデッキと窓枠とはある程度の段差をつけてご提案をさせて 頂いております。
また、逆に高さをおさえて、お庭との一体感を出すデザインもおすすめです。
大きさ、形状
タイルデッキはいろいろな形状でデザインすることが可能です。四角形はもちろん、2つの窓をつなぐ長方形やL字型など、 ご希望やご用途にあわせて、ご利用いただきやすい形をご提案させて頂きます。
広さの目安として、テーブルやいすなどを置いて利用されたい場合、配置やガーデンファニチャーの大きさにも よりますが、2脚のイスとテーブルの場合では、おおよそ約2.4×1.2m位、また、4人掛けのテーブルとイスの 場合では、3m×3m位からご利用いただけるかと思います。
模様の組み合わせで個性的に
色違いのタイルで模様を作ったり、小さな飾りタイルでオリジナルのデザインをすることも可能です。
砂利との組み合わせ
タイルデッキは、水がしみ込まないため、降った雨は周囲に排水するという特長があります。砂利は、土面のままよりも水を排水しやすく、また、タイル側面への泥はねもふせいでくれます。 砂利の種類は多数ありますので、色の組み合わせもお選びいただけます。
施工事例 ~タイルデッキのあるお庭~
タイルデッキのお庭①
プール遊びやバーベキューができる
ウッドデッキのお庭(横浜市 I様邸)
芝生だけのお庭を、もっと使いやすくリフォームしたい、というご要望をいただきました。
タイルテラスは水はけが良いので、プール遊びやバーベキューの後のお掃除もしやすく衛生的です。また、ウッドデッキは通気が比較的とりやすい構造ですので、室内の出入り部分に使用しました。
タイルデッキのお庭②
愛犬と遊ぶプライベートな空間。
タイルデッキのお庭(東京都稲城市 K様邸)
「お部屋で過ごすワンちゃんを外でも遊ばせてあげたい」 「足が土で汚れると拭いてあげるのが大変。」 そんな場合はタイルテラスでワンちゃん(愛犬)の遊び場を作るのがおすすめです。水洗いができるので、例えばブラッシングのお手入れ後も清潔に保てます。
タイルの種類
シンプルからナチュラルまで お庭になじむ雰囲気
テラコッタ風の商品やモノトーンカラーなどから選ぶことができます。 建物の色合いに合わせたり、ナチュラルな雰囲気にしたりお好みのデザインが可能です。
最近では、木目がプリントされた商品も出ており、独特の雰囲気が魅力です。特に凹凸のある素材感のあるものは、ワンちゃん(愛犬)が滑りにくい特長があります。
タイルデッキの施工方法
まず、土台となるタタキをつくります。地ならしを行った上に、 コンクリートブロックで枠を作り、コンクリートを流します。タタキが乾いたら、その上からタイルを貼りつけていきます。タタキの上と、タイルの裏面に接着用のモルタルを伸ばし、 タイルを載せてハンマーでコツコツたたいて高さを調整します。 タイルが並んだら隙間に目地(メジ)を入れ、最後に表面を 拭き取り、完成です。
タイルデッキの他にも、テラスや雑草対策になる素材
ウッドデッキ
木の風合いが魅力のウッドデッキ。室内とお庭をフラットにつなぐことができる、人気のアイテムです。ウッドデッキの下は砂利敷きや防草シートを敷きこみますので、雑草の心配はありません。樹脂ウッドデッキと、天然木(ハードウッド)のウッドデッキがあり、お好みによりお選びいただけます。
樹脂ウッドデッキについてはこちら敷石
天然石は、ヨーロッパやアジアなど、産地によって様々な表情があり、個性的な雰囲気と華やかさが魅力です。しっかりとコンクリートの下地を作って敷設すれば、雑草の心配もありません。テラス以外にも、園路や花壇を作るなど、お庭全体をトータルにデザインすることができます。
敷石についてはこちらインターロッキング
インターロッキングは、砂地の上にレンガやブロックを敷く施工方法です。コンクリートで下地を固める方法と異なり、雨水が地面に浸透するのが特長です。植物のあるお庭や広い面積に敷きたい場合などにおすすめです。色違いのレンガやブロックを組み合わせて、デザインできるのもポイントです。
インターロッキング(レンガ敷き)についてはこちらタイルデッキのあるお庭 トータルデザイン
木目調タイルのテラス
植物と共に過ごせるお庭へ(調布市 I様邸)
室内からタイルテラスでお庭に出ることができ、ピンコロ敷きの園路で立水栓や門につながっているます。ワンちゃん(愛犬)のお散歩から帰られた際に、お庭の土で足を汚さずに室内までアプローチできる動線になっています。タイルデッキは木目調の商品でナチュラルな雰囲気が魅力です。
タイルのテラスと園路のあるお庭
テラスとバラのアーチのあるお庭
(横浜市青葉区 M様邸)
お庭全体のリフォームをご依頼いただきました。雑草にお困りだったお庭全体に、テラスやアーチ、菜園コーナー等のご希望をしっかりと取り入れて、使いやすく、楽しみがたくさん詰まったお庭になりました。まず、リビングから出られるタイル張りのテラスは、テーブルセットとパラソルがゆったりと置ける広さを確保しました。
どの素材がいいかわからない。
うちでは、どんなふうにできる?
と思われましたら、まずは、
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