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お庭作り
~樹木とお花をほど良く楽しむ 7つのポイント~

「やっぱりお庭には植物がほしい」「緑のある生活に憧れる」。でも、「お手入れが大変なのでは?」「お庭を持つのは初めてでどうしたらいいかわからない」というご不安もお持ちではないでしょうか。グリーンケアでは、植物の魅力をデザインにとりこみながら、お客様それぞれにとってご無理のない「ほど良く」楽しめるお庭作りをご提案させて頂いております。そのポイントをご紹介します!

曲線の園路で花壇を作ったハーブや植物を楽しむお庭 人工芝を中心に、レンガの植栽スペースを設けたお手入れをしやすいお庭 シンボルツリーを植栽。シェードのあるシンプルなお庭 ローズガーデンのアーチにからむクレマチス

ポイント① 楽しみ方

テーブル&チェアがある、エゴノキの下のタイルテラス

お庭作りでは、まずどんな風にお庭をお使いになられたいかを考えてみることが最も大切です。緑をながめたい、すっきりと整えたい、育てたい植物がある、木陰がほしいなど、漠然としていても大丈夫ですので、ぜひいろいろとやってみたいことをお考えください。そのご希望に向かって、植物や構造物を組み入れながらお庭作りを考えていくことになります。

ポイント② お手入れの頻度

砂利で雑草をおさえた、シマトネリコとハーブの花壇

次に大切なのは、樹木やお花をお手入れする時間をどのぐらいとれるかです。例えば、週末に楽しみたい方や、ほとんど手をかけられない方、あるいは、今は無理でも将来ゆっくりお庭作りをしたい方など、ご状況は様々かと思います。お庭に関わっていただける頻度やお時間によって、植物の量や種類を検討し、ご無理のないご計画にすることが大切です。

ポイント③ 環境を知る

次に、お庭の環境を見ていきましょう。お庭を見渡してみると様々な環境があります。日当たりも風通しもいい場所もあれば、大きな樹の影で日当たりが悪い場所、ご近所の窓に接している場所などです。その条件を踏まえて、最初にあげていただいた「楽しみ方」の可能性を探りながらお庭作りを進めていくことになります。植物を楽しむお庭作りでは、特に、以下の点は押さえておきたいポイントです。

日照

半日陰の植物が成長する木洩れ日の下の花壇

全ての植物が日当たりの良い場所を好むわけではありません。例えば、菜園を作るなら基本的には日照時間が長い場所が適していますが、半日影を好む植物には日照時間が短めで日差しが弱い場所のほうが適しています。このように、日照条件によって選ぶ植物が異なってきます。

風通し

アーチごしに眺める風通しの良い芝生のお庭

程よい風通しは植物の成長には重要です。風通しが悪い場所では、植物が蒸れて病気になりやすく、害虫も発生しやすくなります。逆に、風が強く当たる場所では樹木や草花が倒れやすくなるといった危険もあります。お庭のなかで風の抜け具合を確認しておきましょう。

排水性

排水性が低く、雨が降ると水がぬけないお庭

水はけが悪い場所では、植物の根が腐ってしまうことがあります。例えば、地中海を原生地とするローズマリーは水はけの良さが欠かせません。雨が降ったらお庭のなかをどう水が流れているかよく確認しておきましょう。

土質

通路の両サイドを花壇にして土質も改善。

もともと畑だった場所などは肥沃な土壌と思われますが、駐車場だった場所は砕石などで締め固められて根が伸びにくく養分も少ないことが予想されます。土質を知って、植物が育ちやすい場所を選ぶことが大切です。植栽に向かない場所では土壌改良を行うのも方法です。

既存の植物や構造物

既存の紅葉の木陰ごしにアーチを設置。

すでに植わっている植物たちが作り出す環境にも気を付けておきましょう。例えば、南向きのお庭に高木があると、お庭に木陰を作り出してくれる一方で、日照が必要な芝生などは育ちにくくなります。また、洗濯物干しや、水栓、物置などの構造物への動線も考えた計画が必要になります。

ご近所

通りからの目隠しのために樹木を植栽したお庭

お隣様との境界近くに植物を植えると、落ち葉がお隣様に落ちてご迷惑をかけることがあります。一方で、樹木は目隠しにもなりますので、窓の位置や動線を考慮して植えれば、お互いのプライバシーを守り配慮のある設計にすることができます。

ポイント④ 動線・目線

赤レンガの園路とテラスを中心にした植栽のあるお庭

次に、人の動きや目線も考慮していきます。様々なシーンを具体的に考えていくことがポイントです。 「お庭のお手入れをする際、どの扉や窓から出られますか?」「お部屋からお庭を眺められるとしたらどの窓からになりますか?」「お友達が訪ねてきたらどうお庭を通りますか?」などを検討します。よく使う動線は便利に、また毎日眺める風景は素敵になるようにしたいですね。

ポイント⑤ 選ぶ植物

季節の花が楽しめる植栽を選んだ玄関前の植栽スペース

以上までの確認によって、お庭のどこに植栽ができそうか、おおまかに決まってくると思います。いよいよ植栽を決めていく段階になります。その際に重要なのは、環境にあった植物を選ぶことです。植物には、もともとどこでどう育っていたかという原生地と環境があります。その環境に合った場所に植えてあげることが、植物を元気に育てるポイントになります。また、その適性のほかに、成長後のサイズ、まわりの植物との相性、メンテナンスのご負担なども考えて決めていきましょう。

ポイント⑥ 舞台作り

次に、選んだ植物たちを植える舞台作りを考えましょう。植物たちが元気に育ち素敵に見え、お世話をする方のご負担が軽減されるように考えていきます。たとえば、以下のような方法があります。

花壇

お庭の主役になる円形の花壇

メンテナンスのメリハリをつけるためにも、お庭のなかで「ここだけはいつもきれいに整えたい場所」と決めて、花壇を立ち上げるのはいかがでしょうか。花壇を立ち上げると、水はけがよくなり、地温が上がり、植物の育ちがよくなるという効果も期待できます。

仕切り

天然石で仕切った、曲線のカーブを描く園路と花壇

レンガや芝止めなどで、植栽エリアを仕切ることも一案です。例えば、「ここは一年草を定期的に植え替える場所」「ここは宿根草や低木を植えて大きくなったら剪定する場所」などとメンテナンスのしかたに応じて分けると管理がしやすくなります。また、芝生など成長して広がっていく植物をコントロールしやすくするためにも仕切りは有効です。

上に這わせる

バラが絡むオベリスクが並ぶ園路

お庭を立体的に楽しむために、アーチ、フェンス、オベリスクなど、植物を這わせる舞台作りはいかがでしょうか。特にバラは、立体的な舞台があると、より華やかなローズガーデンづくりを楽しむことができます。ただ、アーチやフェンスにからんだ植物のお手入れには、脚立が必要になるなど、手間がかかることも考慮しておいてください。また、絡ませる植物は、成長スピードもよく考えて選んでください。

メンテナンスロード

花壇の中のステッピングストーン

植物のお手入れをする際に、花壇に踏み込むと土が靴について、お家の玄関や通路を汚してしまいます。それを防ぐためには、花壇の中にメンテナンスのための平板などを設けるのがおすすめです。足場があれば、広がった植物を踏んでしまうこともありません。

植えない場所

雑草を防ぐ、砂利と自然石を敷いたお庭のデザイン

たとえ植えたいと思っても、雨が当たらない場所や、日影で風通しの悪いところは植物がうまく育たちません。また、お手入れの負担を考えても、お庭を植物だけで埋め尽くすことは少ないと思います。そういった「植物を植えない場所」は、土のままにしておくと雑草がはえてそのメンテナンスも大変です。雑草を防ぐ対処を考えておきたいものです。

ポイント⑦ バランス

お庭は建物と同様長く付き合っていく大切な場所です。そのためお庭作りには、一時の思い付きでなく長期的な視点を踏まえたご計画も必要になります。
ご案内してきたポイントをご参考にしていただき、上手にバランスをとり、樹木やお花を程良く楽しむお庭作りに少しでもお役に立てていただけると幸いです。

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